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コウモリ問題

現在、XMLパーサ (構文解析プログラム) を作成しています。 DOMと同様、XMLデータを木構造として扱う仕様なのですが、ここで問題となるのがノードの分類方法。 一見して同じような形式だったり、良く似た名前であっても、実際の分類は全く違うというケースがかなりあります。 例えば、「XML宣言」と「文書型宣言」というものがあるのですが、「『○○宣言』という名前だから同じグループに属するんだろう」と思っていたら、これがまったくの別物とか。

「コウモリは翼を持っているから鳥の仲間だろう」というような誤りに通じるものがあります。 「コウモリは鳥類」という前提で研究を続けていたものの、ある日唐突に真実に気が付き、打ちひしがれる生物学者。 「よく考えたら、こいつ間違いなく哺乳類じゃん……。」

とまぁ、そんなわけで、私のパーサもかなりの部分で書き直しが必要になってしまいました。 ......紛らわしい名前付けんなよチキショー。

Narita (BNFによる定義も、分類のアテにはならない。)
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