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EM批判記事のその後

アクセス数 [2013年10月] (日別プロット)

今月9日に公開した記事「福島を蝕むEM菌」への反響が思いの外大きく、普段のそれと比較して桁外れに多いアクセスが記録 (右図参照) されました。 当ブログの記事がこれほど読まれたのは、昨年の高木浩光氏による「ですよねー」ツイートによる大量アクセス祭以来のこと。 アクセスを分析してみたところ、Twitter の短縮URL経由のものが多かった様子。

また、はてなブックマークの数も10に達し 、そのうちのいくつかではコメントも付けて頂きました。

はてなブックマーク - flint blog: 福島を蝕むEM菌
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.flint.jp/blog/?entry=89

当方は Facebook や Twitter などのSNSを利用しないことをポリシーとしているため、いくら気合いを入れて記事を書いても、こうして第三者によって紹介でもされない限り、大勢の読者を得ることは期待できません。 そんなわけで、あのひたすらに長い文章に目を通して頂いた方、それを紹介してくださった方には、ただただ感謝するばかりです。

読んでもらうのは難しい

しかしながら、アクセス数というのは単純にページが開かれた回数であって、それだけでは「どれくらいきちんと読まれたか」は分かりません。 そこで、アクセス数をエントリ別にプロットしてみることに。

アクセス数 [2013年10月] (エントリ別プロット)

私がどのような理由からEM疑似科学あるいはインチキだと判断したのかについては、一年前に公開した記事「震災の「呪い」としてのEM菌」の中で述べています。 そのため、その後続記事である「福島を蝕むEM菌」では、EMの科学的根拠の欠如については「既に前提となっているもの」として詳細な説明を省き、社会規範に照らしての批判に重点を置きました。 しかし、上図を結果を見る限り、その「前提」を示した記事へのアクセスは、それを踏まえて論考を展開した記事の1/10にも達していません。 その理由として考えられるのは、おおまかに分けて次の二つ:

  • 記事の内容が殆ど読まれていない。
  • EMが科学的にナンセンスであることを知悉している人ばかりが読んでいる。

いずれにしても、私の本来の狙いである、EMそのものを知らない人、あるいはその欺瞞を知らない人に対して、その問題点に気付いてもらうことについて、本記事はあまり役に立ってはいない様子。 なんとも厳しい結果ですが、出てきた数字は現実を概ね正確に反映していると考えるのが妥当でしょう。 この問題について再びコミットする機会があれば、アプローチの手法について考え直す必要がありそうです。

意見を届けるのは難しい

件の記事は、以前からEM批判を行っている方々の発信が主な情報源となっています。 そのため、その内容もあまりオリジナリティの強いものとはなっていませんが、他ではあまり取り扱われていない情報である「福島市が募集したパブリックコメントについての見解」を引いているので、これには是非目を通して頂きたいと思います。 ちなみに、どうやって探したかというと、以下のような感じ。ドメイン指定検索はこういうときに便利ですね。

最も大きな特徴は、EMを推進する側のみならず、それを採用・後援する自治体や団体に対しても比較的強いトーンの批判を向けていることでしょう。

原発事故の発生から二年半が経ち、当時飛び交った情報に関する当否も検証され、世の中は比較的落ち着いて状況を判断できるようになっているはず。 そうした状況にあってもなお、事故直後の混乱期に拡散され、既にデマだと広く知られているような話を疑わず、これに基づく事業を後押ししている自治体や企業の無能と怠惰は厳しく批判されて然るべきでしょう。 インチキ活動に投入される助成金や協賛金は広告宣伝費として使われ、新たな被害者を生む騙しの原動力になります。 この期に及んでも「悪意なき詐欺への加担」を止められない団体のボンクラぶりは、もはや犯罪的。 多くの住民や社員の生活に対して責任を負っている自治体や企業がその程度の判断力で動いていることに、薄ら寒いものを感じずにはいられません。

flint blog: 福島を蝕むEM菌

私はこうした見方を、先行する記事でも表明しています。

自身や家族の生活や健康を守るための判断を放棄し、甘言を弄して近付いてくる輩にこれを委ねてしまうのは、無責任以外のなにものでもありません。 「政府が不甲斐ない」「自治体が助けてくれない」といった事柄とは関係なく、むしろ、そういったお上がアテにならない状況だからこそ、情報を多角的に吟味し、理性的な判断力を維持することが重要になってくるのではないでしょうか。 自身と他者への欺瞞に基づいた善意・熱意は、無責任の謗りを免れません。

効果・根拠のない商品を売り付けられた人たちは「被害者」ですが、それを他人に勧めるなどして拡散・普及の手助けをすれば、その時点で「加害者」としての性質を帯びることになるということも、忘れてはならないポイントでしょう。

追記 [2013/05/11]

たとえ能動的に宣伝活動・拡散行為をせずとも、広告のネタとして使われてしまったというケースが報じられました。 「無料のサンプルだから」とか「うちの自治体でやってみるだけだから」という気軽な判断は、悪質な業者にとっては垣根を崩す格好の突破口となるのです。

しかし、この部分への言及は殆どなく、唯一の反応は以下のようなものでした。 (OSATO氏は「杜の里から」というブログでEMを含めたニセ科学問題への粘り強いコミットを行っている方です。)

OSATO: 福島へのEM進出は完全に不安商法ですね。 ただそれに、地元EM農家が巻き込まれているというのが本当の所かと。 NPOは皆、外部からやってきています。 [2013/10/10]

私はこの意見には賛成しません。 「不安商法」を展開する「外部からやってくるNPO」が悪いのは当然のことですが、それは現地の「振り回されるEM農家」や自治体・企業に「もっとちゃんと調べてください」「しっかり考えてください」と苦言を呈することを躊躇う理由にはならないからです。 交通事故における過失割合のように、「あちらが悪いのだから、こちらは悪くない」「一方の非が他方の非を相殺する」という考えは、問題解決の妨げとなるだけでしょう。 (もちろん、個別の係争についてはこの限りではありません。) 何よりも避けなければならないのは、本当に意味のある除染や被曝対策への取り組みに使われるべき資金や時間・人員などのリソースが、そうしたインチキに奪われることのはず。 そして、そのリソースの割り当てを決定する権利と責務を担っているのは他でもない福島に住む人たちであり、その選択を誤ったときに傷付くのもまた彼ら自身なのですから 。

余談になりますが、私は個人情報/プライバシー保護関連の話題においても、これに類似する主張 (当事者しっかりしろ) を行っています。 興味のある方はぜひそちらの記事も読んでみてください。

長々と書いてきましたが、実はここからが本題。 ここまで武雄市長についての批判を書いてきましたが、それは彼個人を攻撃するためではなく、そのような人物が権力を手にした背景にあるものを問うためです。

そうした目先の楽しさにばかり関心が向き、その先にある本質的な問題について考えることをしない「前向き」な「市民」の姿勢こそが、私がこのエントリにおいて真に批判するものです。

先に紹介した他の公立図書館の取り組みを見て頂ければ、多くの図書館がプライバシーに関わる事案などについて問題が起きないよう細心の注意を払いつつも、サービスの向上に積極的に努めていることが分かるでしょう。 技術的・資本的には可能なことであっても、それが周囲に及ぼす影響を鑑みて、敢えて行わないというケースはめずらしくありません。 そのような状況において、今回の武雄市の新図書館構想のような拙速なものばかりに関心を向けて持て囃すのは、こうした地道で慎重な取り組みを踏みにじることに繋がります。

flint blog: Panem et Circenses

個人情報/プライバシー保護の在り方の議論において必ずと言って良い程頻繁に出てくるのが、「規制 (批判) はイノベーションの阻害」という意見。 この手のロジックは、企業の経営者や一部学生などの所謂「意識高い」系の論者が好んで用いるため、この話題に初めて触れる人たちがこれに感化されて、問題の指摘や批判を行うことを「出る杭を打つ行為」などと認識する例が多く見られ、暗澹たる気分に。

そうした「似非イノベーション」ばかりを持て囃していては、その質実さ故に見栄えの派手さに劣る、しかし確かな技術と議論とに裏打ちされた、本当のイノベーションを見落とすことになりるでしょう。 その見落としによってもたらされる損失こそ、私たちが真に危ぶむべきものであるはずです。

EMロシアへ行く

あまり私を怒らせない方がいい......。

そんな蟷螂の斧が如き私の批判がEMの勢いを減じることができるはずもなく、つい先日、EM研究機構がJETRO (ジェトロ) の支援を受けてロシアへの事業展開を画策していることが報道されました。

EM研究機構 (北中城村、安里勝之社長) は24日、モスクワに製造・販売拠点を設け、ロシアでの事業展開を本格化すると発表した。 ロシアでは環境意識が高まっているとし、天然由来のEM資材の需要を見込んだ。 日本貿易振興機構 (ジェトロ) の新興国進出個別支援サービスに県内で初めて採択されており、ジェトロのロシア専門家のアドバイスを受けながら、来年4月の進出を目指す。

同社は、ロシア国内の農業資材販売会社など3社と代理製造・販売契約を結んでおり、1千万円を売り上げている。 事業の本格化で、3年後には1億2千万円まで伸ばしたい考え。

JETROは独立行政法人であるため、この事態は「EMの輸出事業が行政活動の一環として支援されている」という構図に。 今回は水質浄化や除染ではなく、本来の用途である土壌改良資材として売り込まれるようなのでひとまず安心 (?) ですが、他方で疑似科学的な思想・主張を背景に詐欺的なビジネスを行っている企業に対して国が「お墨付き」を与えたという評価・印象が生まれる可能性について深く懸念しています。

科学的な裏付けのない学説・農法が政治的な支援を受けて推進されるというこの展開には、ソビエト連邦の崩壊を加速させたヤロビ農法ルイセンコ論争を連想せずにはいられません。 ちなみに、「食糧事情を改善」するという触れ込みで行われた北朝鮮への進出は惨憺たる結果に終り、EM推進側の認識としては「なかったこと」になっているとか。

北朝鮮のEM菌事情 - Togetter
http://togetter.com/li/396227
EMと北朝鮮 - 新小児科医のつぶやき
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20121029

個人的には色々な意味で洒落にならない段階に達しているので、そろそろ然るべき機関に動いて頂きたいと思っているのですが、今のところそういった動きはどこにも見られないのが残念でなりません。

Narita (今回はネタをちょっとだけ多めに。)
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Comments

伝えるべき相手 ( Author: OSATO <41rHoYfgT3wI> ) [link]

初めまして、OSATOと申します。自ブログの紹介ありがとうございます。
本文中に「はてブ」コメントへの言及がありましたので、こちらで補足をコメントさせていただきます。
勿論すでにお分かりの事と思いますが、「不安商法」というのはあくまで「放射能」に対してのEM進出についてであり、それは元来、地元のEM農家の方にとっては専門外の分野であった訳です。
しかし、「放射能を消す」とか「内部被爆を防ぐ」とかいう情報はそういうEMユーザーにまず送られ、それが口コミとなって広まっていくという経路を辿ります。
つまり、何も知らない農家の方が外部からの情報に踊らされるという構図がここにある訳で、そういう状況をあの「はてブ」コメントで呟いたとご理解下さい(文字数制限のため、簡略化し過ぎました)。
仰る様に、だからと言って苦言を呈する事に躊躇すべきではないと私も思っていますが、ただここで注意すべきは、そういう外部からの情報を信じ込まされている当人を直接批判すべきではないという事です。
第一に批判するべきは情報を流す側である事は言うまでもありませんが、次に批判するのはそれを許している行政や自治体や議員達であって、地元のEMユーザーはあくまで被害者であるというのが私の見解です。
それは、カルト宗教にハマった人をいくら批判しても無意味であるというのと同じ事です(EMがカルトと言っている訳ではありません。構図は酷似してますが)。

>その選択を誤ったときに傷付くのもまた彼ら自身なのですから 。

仰る通りでこれには全面的に同意しますが、そういう選択をさせないための防波堤を築くのが行政や自治体の役割であるのだから、こちらとしては彼らにこそどんどん苦言を述べていくべきだと思っています。
河川へのEM投入活動がこんなに広まってしまったのも、結局自治体が安易に許可してしまった事から始まり、それがEM広報に利用されてしまって現在の状況がある訳ですから。

EMのロシア進出については、ベラルーシの事もあり、正直まだだったのかというのが個人的な本音でした。
ジェトロ沖縄ではこんなニュースがありましたが、どうやらこれの第一弾だったみたいですね。↓
http://www.jetro.go.jp/news/releases/20130930701-news
ちなみに「JICA」では、以前からEM農法の普及は盛んに行われていました。
ただここでの活動はあくまで個人レベルとなりますから、中々悩ましい所です。↓
http://www.jica.go.jp/tohoku/enterprise/volunteer/taiken/genchi/y_nishibuchi/

Re: 伝えるべき相手 ( Author: なりた ) [link]

OSATO様:

コメントありがとうございました。頂いたご意見には同意できない点が多くあります (後述) が、それは「間違いだから」ではなく、互いの立場や視点の違いに起因するものだと考えています。そしてまた、本記事と頂いたコメントを読んで、OSATO様の考えの方が尤もだと感じられる方も多いでしょう。そこで、私がOSATO様の意見に反対する理由について、加えて、どの部分においてOSATO様と共通の見解を持ちうるのか、について述べてみます。

> (放射性物質による汚染とそれへの対策が) 地元のEM農家の方にとっては専門外の分野であった
> 何も知らない農家の方が外部からの情報に踊らされるという構図

これは確かにその通りです。農家に限らず、福島第一原発の事故以前に放射線や除染についての知識を持ち合わせている人など殆どいなかったはず。そして、事故直後には不確かな情報に皆が右往左往したのも無理のないことだと思います。

しかしながら、農家というのは「事業者」でもあります。個人・法人に関わらず、自ら経営についての決定権を持ち、その結果が社会に与える影響に対して責任を負っています。そのため、農家の方々は日頃から情報の収集・交換を熱心に行っており、その勤勉さたるや、並みの勤め人の及ぶところではありません。今日ではオンライン販売だけでなく、Twitter や Facebook を利用して情報発信を行うなど、インターネットを積極的に利用している方も多くいらっしゃいますが、こうした取り組みは事業運営の任にある者として当然の努力であるといえるでしょう。そうした状況を鑑みるに、

> 地元のEMユーザーはあくまで被害者

といった捉え方は、事故の発生から二年半が経過した現在では、農家の判断力や責任能力を過小に評価することにつながるのではないかと危惧します。この期に及んでまだ「EM除染はどう考えてもおかしい」ということに気付かないのであれば、それは事業を営むものとしては致命的に怠惰・無能ですし、気付いていながら何もしないのであればそれはそれで倫理的に問題があるわけで、いずれにせよ外部から「それはマズいだろう」と指摘 (=批判) していく必要があると私は考えるわけです。(勿論、これがより広い範囲に影響を持つ公共団体や企業であれば、更に強い批判が向けられるべきだろうと思います。) また、

> カルト宗教にハマった人をいくら批判しても無意味であるというのと同じ事です

ということであれば、EM推進側の喧伝する情報を信じてしまった自治体や企業についても同じことが言えてしまうわけで、農家 (地元のEM利用者) だけを特別扱いすることは不当だと考えます。また、批判というのは単なる罵倒ではありません。説得のために事実の指摘が必要になる場面は多々ありますし、それが相手の行いが無意味あるいは有害であることを意識させるものであれば、感情を傷付けることも避けられないでしょう。

悪徳商売をやっている側にはこれを止める強い動機はありません。大抵の悪徳業者は、自分たちの商品・サービスがインチキであることなど百も承知した上で、自らの利益のためにこれを提供しています。それを地元に普及させる役割を果たす自治体や後援する企業、好意的に紹介するメディアなどの「卸売」たちも、インチキ商品を流通させることで甚大な損害が生じる恐れが小さい現状では、自分たちの「実績」作りのためにその後押しを続けるでしょう。となれば、その騙しに気付いてこれを拒否する動機を持ちうるのは、直接被害を受けるであろう末端の「消費者」である農家を措いて他になく、これを批判の対象とするのは理にかなった行為なのではないでしょうか。

ただ、

> 外部からの情報を信じ込まされている当人を直接批判すべきではないという

という部分については、強く同意するところ。ニセ科学批判の意義について語る際には「ビリーバーは説得できない」という標語 (?) がよく提出されます。このEM除染問題の場合もそれと同様、すべての議論は (少なくともインターネット上では)、問題をよく知らない人、あるいは半信半疑の状態に留まっている人にそれを見て考えるきっかけとしてもらうこと目的として行うべきでしょう。相手と差し向かいで、互いの価値観を削り合うことになるようなやり方の批判は、直接の利害関係者など、長期に渡って個人と対峙する覚悟のある者だけが行えることです。(実際はそうした間柄でも/だからこそ難しいこともあるわけですが。)

また、こちらの

> そういう選択をさせないための防波堤を築くのが行政や自治体の役割であるのだから、こちらとしては彼らにこそどんどん苦言を述べていくべきだと思っています。

という考え方にも賛成します。正直なところ、政府や福島県, 福島市を初めとする自治体にはどうにも、本気で事態をなんとかしようという意識が感じられません。スタッフ個人のレベルでは、問題解決のために全力を傾けていることは感じられるものの、全体として見ると結局何をやっているのか理解に苦しむ状態に。例えば、以下のまとめで触れられている「記者会見」:

EMBC記者会見動画解説 - Togetter
http://togetter.com/li/582975

これが本当に福島県庁で行われたものなのかどうか、私はそこから疑問に思っていますが、もし事実ならば「県庁はインチキに加担するのか」という話、虚偽であるとすれば、「そのような県の信用を毀損する行為を放置しているのか」という話であり、どちらに転んだとしても「何をやってるんだこのスカタンが」という案件となっています。

とはいえ、どんな組織も人間の集まりであることに変わりはありません。こうした自治体の「スカタン」な施策や、情報隠蔽や作業ミスや繰り返してそれを改善・是正する姿勢を見せない東京電力の企業体質、そして、そのような企業に原発事故の収束作業を未だ任せ切りにしている政府の在り方を形作っているのは、日本の社会 (福島県だけでなく) に生きる多くの「個人」の「ちょっと甘い判断」「僅かな無責任さ」の積み重ねであるということを、私たちは決して忘れてはならないだろうと思っています。

基本的に同意です ( Author: OSATO <41rHoYfgT3wI> )

なりた様

コメント読ませていただきました。
基本的になりた様と私との見解がそう違わないという事が分かり、安堵しております。
なりた様と私の見解の相違はただEM農家個人に対するものであって、その事について改めて争うつもりはありません。
ただ、実際そういう方からとのやり取りをした立場から申しますと、正直もう何を言っても無駄だという感じを受けております。
私のブログにコメントをくれた方も、実際は地元の農家の方です(「希望の星」さん。)↓
http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/79ee7edd814c38e524faf89ff3053467
問題は、その様に思うまでに誘導されてしまった事自体であって、この人個人を批判すべきものではないという事はなりたさんもご理解して下さると思います。
私達が直接的に関与すべきは個別の対象ケースではなく、その「外掘部分」に対してのアプローチであり、それを広く告示するべきと常々思っております。
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