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生トマトドリンク

7月も残すところあと少し。甲府は最高気温33~34℃という灼熱の日が続いていますが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。 連日こうも暑いと、調理をするのはおろか、食事を摂ることそのものすら億劫になってきますね。 私自身そうした傾向が顕著なので、「夏を乗り切る」料理のレパートリー拡充は重要な課題だったり。

そんなわけで、今回は一般的なトマトジュースとは一味違う、トマトを使った特製飲料の作り方を紹介したいと思います。

まずは使用する材料と器具の用意から。

それから当然、出来上がったものを入れるための容器と、それを飲むためのグラスもお忘れなく。

ミキサにトマト 水 (少量), 氷 (4個程度), を入れて充分に攪拌します。 トマトは丸のままではミキサに入れるのが難しいこともあるので、テキトウな大きさに切り分けると良いでしょう。

水はミキサの刃の回転を助けるためのもので、あまり多過ぎると味が薄まってしまうので注意が必要です。

また、ここで氷を入れるのはトマトをより早く・細かく切り刻むためで、冷却を目的としたもの (後述) とは別なので、用意したものを全部入れないようにしてください。

ペースト状になったトマト (と水と氷の混合物) を笊で漉し、皮と種を取り除きます。 粘度が高く自重では網目を通過しないので、スプーンでグリグリしてやる必要がありますが、やり過ぎると濾過が不十分となり青臭くなったり口当たりが悪くなったりしてしまうので、程々に。

漉し取られた皮と種は下の写真のような感じで残りますが、私の知る限りではこれを何かに利用できたりはしないので、潔く捨ててしまいましょう。 モッタイナイ精神の発揮は無用です。

ミキサを軽くすすいで濾過された液体を戻し そこに氷 (6個程度) と砂糖を加えて再び攪拌します。

砂糖の量はトマトそのものの甘みに応じて調節してください。 砂糖を入れない、あるいはを入れたくなる人もいるかも知れませんが、個人的にオススメしません。 飲めたもんじゃねぇ......とまでは言いませんが、 お世辞にも美味しいとは言い難い飲み物となってしまうからです。 まぁ、味の好みは人それぞれですので、「だがそれがいい」という方はご自由にどうぞ。

これをグラスに注げば、特製トマトドリンクのできあがり。 時間が経つとすぐに泡状の部分と液体の部分が分離してしまい、風味が損なわれてしまうので注いだらモタモタせず、すぐに飲んでしまいましょう。

また、加熱をしていないので保存も効きません。 作ったらその日のうちに飲み切るようにしてください。 「野菜だから大丈夫」なんてことはありません。 ただでさえ暑さの過酷なこの時期、食中毒への用心は怠りなく。

こういう奴ね。最近ブームだけど
食中毒まっしぐらフードだと思います。
とにかく、瓶の煮沸、
保存なんかできると思うな、見た目楽しんだらさっさと食え。

いいか、ここは、日本だ。高温多湿だ。

成田 (アタック・オブ・ザ・キラートマト)
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コメント

用意するものの質問です!!! ( 投稿者: nsdt <lo46as67ETep9> )

僕も作りたいのですが、家にコンセントはあった方が良いですか????

用意するものに入ってなかったので気になりました!!!!!

Re: 用意するものの質問です!!! ( 投稿者: なりた )

お使いのミキサが電池や太陽光で稼動するものであれば不要ですが、日本の一般的な家屋では交流100Vの電源を使用するのが最も簡単です。それよりもむしろ、常温 (300K前後)、常圧 (1013hPa前後)、および20%前後の酸素濃度を維持できる実験^h^h調理室の設備を用意することの方が難しいかもしれませんね。
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