Words describe you again.
アルバイトの学生などと接していて、「惜しいな」と思うのが、表現・説明能力の低さ。 せっかく素晴らしい技術や感性を持っているのに、それを相手がきちんと理解・把握できる「言葉」に変換できないために、損をしている部分が非常に多いのです。
確かに、己の知識・技術を中身のない言葉で大仰に飾り立て、過剰に表現する輩は信用ならないものですが、だからといってその説明を放棄してよい、というわけではありません。 誇張せず、矮小化せず、自分の持っているものをありのままに伝える努力をすれば良いだけの話です。
相手の思考を楽観的に期待している状況…、これを、甘えている、というんだ。 いいかい、気持ちなんて伝わらない。 伝えたいものは、言葉で言いなさい。 それがどんなに難しくてもそれ以外に方法はない
『詩的私的ジャック』/ 森博嗣
どんなに優れた才能も、内に秘めているだけではまったく無意味。 知識も技術も、それを持っていることではなく、「理解され」「使われ」ることに価値があるのですから。
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